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右麻痺でも傘が差せるカートへ

右脚不自由で杖突き歩き、右腕麻痺で動きはするが筋力が弱く傘を差せない、そんな私が雨降りにカートで出かけるのは今まで雨降り重装備の合羽を着て行くしかない。

7月になってから、急に入れ歯が壊れ歯茎が痛み駅前歯医者に行かざるを得なかった。

そこで、初めて透明なビニールジャンプ傘の重心をハンドルの1カ所に仮に括り付けて、小雨の中を行ってみた。

走りながら、支え治具を作る市販の応用部品とカートを加工せずに傘を立てる構造などを頭の中で工夫した。

歯医者から帰ってから、ケイヨーD2という園芸品スーパーに行き、アイデアに沿った矢崎イレクターの手摺支え部品でカートハンドルに取取り付け、傘柄を支える。それらを取り付ける木材棒、ネジ類を買って、アイデアに沿って夜加工した。

ノコ挽きはワイフに手伝ってもらう。

一度完成して、アクリル塗装をしたが、実際カートに取り付けてみたら、自分が乗り降りする度に取り付けを外すのは難があるので、常時はハンドルに取り付けたままで、支え構造を丁番で折り畳む方法に改造した。

傘の柄の下側は前後方向にブラブラとフリーになるので、多少傘を傾けたり出来る自由度があり良いから、自分のボデイに結んでおくのがメリットがあるので採用。市販の透明傘の柄はL形に曲がっているので、曲がりを鋸で切り落として前回のスダレ工作で余っていたビニールパイプの端切れを継ぎ足して少し延長直線柄に改造した。

結果の写真で紹介する。

雨が降らない時は治具の下側を折り畳んで常時装着して置き、雨の時は人が乗ってから、折り畳んだ傘の柄受け部分を開き、傘を上から差して支えて、受け部分をゴム紐やベルトを自分のボデイで受けるか尻に敷いて支える。

写真①は基本折り畳んだ構造。

②は折り畳んだ柄支えを展開。

③は仕掛け説明のために傘を畳んで支えた写真。

④は傘を差した状態。人は乗っていない。

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