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皆川達夫さんの「音楽の泉」最新番組

「音楽の泉」番組は1949年昭和24年9月11日に堀内敬三さんが初められた時から実に70周年だそうだ。

1988年昭和63年10月23日から皆川達夫さんが引き継がれた「音楽の泉」番組がもう直30周年を迎えるとか。

1949年は自分は中学生1年生だった。

このころクラシック音楽は田舎の中学生に身近にある音楽ではなかったが、朝鮮京城で父がハイカラな国策公社員で母が公立女学校の教職にあったお蔭で、家にあった蓄音機と78回転のSPレコード音楽集で幼少より聞きなれていた。

敗戦で長門市日置・渡場(当時)の母の実家に転がり込んでからも、父が乏しい部品を集め何とか電蓄を作ってくれ、レコードは買えないものの、NHKの音楽番組を聞き漁っていた。

中学生になってから、日置に移り住んだ年に堀内敬三さんの音楽の泉がスタートした。

初回から聞いたかどうかは分からないが、毎週日曜日8時05分にはラジオの前に弟や父母など一家が集まった記憶がある。

以来、音楽の泉は第2代目の村田武男さん時代を含め、ずっと聞いてきたが、村田武男さん時代は自分が会社の戦士時代と重なり、印象が薄い。

今日の音楽の泉は、堀内敬三さんの10年間、村田武男さんの20年間、皆川達夫さんの30年間、過去3代に亘る番組の特筆演奏など鑑賞できた。

と言う訳で、既にご高齢の皆川達夫さんのご活躍に感謝申し上げるとともに、ご健康も心配もうしあげ、ここらが節目でもあろうかと憶測するのである。