紹介:詩人秋野さち子(従叔母)の詩

金子みすゞと同世代の西城八十門下の詩人の詩を紹介

2021-02-18から1日間の記事一覧

20210218 詩集(夕茜の空に)より

黙して語る詩を 夏負けで咲かなかった朝顔が冬近くなって命の勤めそのままに 褒められることもなくひたすら咲きつづけたという わたしのいのちは勤めをおこたり砂山の陰に横たわっているいくたびも脳を 胸を 骨を輪切りにしてCTスキャンよわたしのいのちのか…